2010年06月18日
『竹取物語』がベンガル語に翻訳されました。

「読売新聞 2010年6月16日朝刊より」
平安時代に成立した『竹取物語』がベンガル語に訳された、という記事を読売新聞(6月16日朝刊)で読みました。
記事によると、訳したムハメド・アルシャド・ウッラさんは「この美しい物語を通して、日本のすばらしい文化を祖国、バングラデシュに紹介したかったのです」と述べています。またベンガル語は仮名と同じ48文字で構成されており、「五七五七七のリズムを伝えたくて」、作中の和歌はひと文字ずつベンガル語に置き換えたそうです(次は百人一首の翻訳を目指しているそうです)!
『竹取物語』はこれまでも英語やヒンディー語、ドイツ語などに訳されています。ちなみにwikipediaによると『源氏物語』は重訳や抄訳も含めると、20言語以上の翻訳が確認されています。
また現代文学との比較でいえば、村上春樹の『羊をめぐる冒険』は17ヶ国で出版されています。
■竹取物語 wikipedia
■源氏物語 wikipedia
■読売新聞